ケンブリッジ雑記帳2017-18

Cambridge Judge Business School (MBA) Class 2017-18に通う純ドメ日本人の備忘録。

ADTIS折り返し地点通過&ケンブリッジのお化け話

気が付いたらケンブリッジに来てから早くも三週間くらい経っていて、Pre-sessional Courseも折り返し地点を過ぎていた。この三週間でだいぶ町には慣れたし、クラスメイトとも仲良くなって、生活は整ってきた。来たばかりのときには青かった裏庭のリンゴが赤くなって、そのあと実が落ちたり、季節も少しずつ進んでいる。学校は思いのほか宿題が多いけど(今週は1500~2000単語の論文レビュー、再来週は4000字のエッセイ、+グループプレゼン etc etc.)、特にライティングについてはしっかりやればかなり役に立ちそうだと感じている。それから、先週末は’The Other Place'ことオックスフォードにも行って、ああやっぱり緑が多くて建物が小さいケンブリッジの方が個人的には好きだなあなんて思った。

 

一方で、あいかわらずラテン系の英語とかは聞き取れないし、変わり映えのしない食べ物にはだいぶ辟易してきてしまった。こっちに来るまでは、まあ自炊なんて時間もないしほぼしないだろうなと思ってたけど、正直自分で作った自分好みの料理を食べたいという欲求が日増しに高まっている(今はキッチンがない)。何よりこっちはほっとくと野菜が少ないので、ただの醤油味野菜炒めとごはんと具沢山味噌汁とかめっちゃ食べたい。茄子と豚肉のみそ炒めとかでもいいかもしれない。たっぷりの白菜にしめじとか椎茸を入れた豆乳鍋も良い(こっちでマッシュルーム以外のキノコ見たことない)。書いてて悲しくなってくるレベルで食べたい。まあ、慣れてきて疲れが出てきたのもあるだろうけど。

 

ところで今日は、学校のソーシャルプログラムで'Ghost Tour'というのに参加した。これはケンブリッジの街を回りながら、ガイドさんにお化け話を教えてもらうというもの。いわく、今我々の滞在しているカレッジ(Peterhouse)のMCR(集会室)で昔の教授の幽霊がさまよっているのが20年前に話題になったとか、Corpus CollegeでのMasterの一人娘と学生の悲恋話とか、バスカビル家の犬のモデルになった黒犬が出るという小道(コナン・ドイルケンブリッジの心霊研究会に参加していた)とか、オリバー・クロムウェルの首なし体がシドニーサセックス・カレッジで目撃される(彼の首は兵士によって盗まれて煙突に隠されたのちに売買で転々とし、現在は同カレッジに眠っている)とか。ガイドさんの語り口もコミカルでなかなか面白かった。

ソーシャルプログラムを通じてケンブリッジトリビアがどんどん得られて、トリビアマニアとしては楽しい。仕入れすぎてだんだん忘れそうなので、ブログにもちょこちょこ書いておきたい。