ケンブリッジ雑記帳2017-18

Cambridge Judge Business School (MBA) Class 2017-18に通う純ドメ日本人の備忘録。

ケンブリッジ観光

今週末は両親と祖母がケンブリッジに遊びに来たので、とりあえず観光。両親たちはSt. John's Collegeに宿泊したので中を見せてもらったが、流石St.John's、設備が今滞在しているPeterhouseより段違いで豪華だった。(Peterhouseもかなり裕福なカレッジのはずなんだけど…。)

 

とりあえず、私のカレッジを少し覗いたあとで、まずはパンティングに参加。パンティングというのは、小さなボートに乗って、3mくらいある長い竿で川底を突いてケム川を散策するもの。

Punt (boat) - Wikipedia

ケム川の左右には古くからのカレッジが並んでいるので、それらをのんびり見ながらのパンティングはかなり気持ちがよく、特に夏のケンブリッジでは非常に人気のあるレジャー。ちなみにガイド(漕ぎ手)付のツアーのほかに、自分たちでもパント(ボート)を借りて漕ぐことができる。この土曜は観光客がうじゃうじゃいて、パントがひしめきあう大渋滞状態の中で素人がパントのコントロールを失って横向きに川をふさぎ始めたりして完全にカオスだった。ちなみに、竿を川底にとられて川にボチャンする人もたくさんいるらしい(パント自体が転覆することもあるとか)。

 

それからキングス・カレッジの荘厳なチャペルを見学。その後トリニティ・カレッジ(ニュートンが所属した)の前にある林檎の木を見た。この木は、ほんとかウソか知らないが、ニュートンが重力を発見するきっかけになった林檎の木の分け木だといわれている。祖母はこの木が印象的だったと言っていた。

 

あとはSt.John's内のカレッジバーでビールを飲んで休憩して、それからFitzwilliam Museumを散策したあとThe Eagleにて夕飯。The Eagleはワトソン博士とクリック博士がDNAの二重らせん構造を閃いた場所らしい。この街では色んなところに色んな謂れがある。

 

しかしこの週末は本当に観光客が多かった。King's Collegeの周辺などは歩道に人が入りきらないくらい溢れかえっている。半分以上、いや3分の2くらいは中国人だと思う。観光客だけではなくて、夏場にサマースクールか何かで来ている人も多そうで、小学生くらいの子たちもたくさんいる。あまりにも観光客が多すぎるのでやはり問題にはなっているらしい。日帰りも多いのか、日曜の夜になると嘘のように人が少なくなって、少しほっとした。

 

今日、日曜は本当は学校のソーシャルプログラムでグランチェスターという街に散歩に行くというのがあったのだけど、朝起きてみたら体調が悪かったのでパスして夕方まで寝てしまった。風邪というよりは、ここ一週間で大量の情報が流れ込んできたので脳みそが休息を求めてたような気がする。明日からはまた気を取り直して学校に臨みたい。